2006/09/23

ロシアン・レンズ~HELIOS -44M-4 58/2.0

いよいよロシアン・レンズの真骨頂、あのカール・ツアイスのパチモンレンズの登場だ。
ヘリオス-44M-4 というこのレンズは、ツアイス・ビオターのコピー物と言われている。
ただし、ツアイス・ビオターって一体どんなレンズなのか・・・・
わしゃ知らんのじゃが。。。(爆
なぜロシア製のレンズにツアイスのコピーが多いのか?
それは第二次世界大戦の終戦によって東西に分かれてしまった、世界一優秀なレンズメーカーが歩んだ運命による。
(詳しくは、ココを読んでネ)

レンズの大きさがレンズアダプターの径とよく似ているので、結果アダプターがほとんど隠れ まったく違和感がない。







このレンズは、実絞り式なので、絞って撮ろうとするとファインダーが暗くなるのだが、ピントの山は わりとつかみやすい。
これに比べ前回の MIR-1B 37/2.8 は、なぜかピントの山がつかみにくかった。
また、58ミリという焦点距離は、α7Dに付けると コンパクトな87ミリ/2.0という中望遠レンズとなる。
そう考えると、最短撮影距離=45cmというのは結構使いやすく、マクロっぽく花を撮影したりもできる。

(作例)

今日は、「お彼岸の中日」ということで、墓参りにカメラを持っていき、パチリパチリと撮ってみた。

f=5.6(多分・・・)、s/s=1/300,ISO=100,

天気も良かったのだが、見た目よりもコントラストが高めの様子。
キリッとした絵だ。
(パラメーターは全てノーマルで撮影)




お寺の境内に咲く、「芙蓉」の花。
f=3.5(?)、s/s=1/2000、ISO=100、

最短撮影距離近くで撮影。
(パラメーターは全てノーマルで撮影)



同じく境内のユリ。
f=2.8、s/s=1/1250、ISO=100、
コントラスト=+1





白いサルスベリの花。
s/s=1/800なんだが、絞り値は???(覚えとらん)
バックのボケからすると、3.5~4あたりか・・・?
コントラスト=+1




これもf=3.5~4くらいか・・・?、s/s=1/800,
コントラスト=+1

近鉄信貴線、単線線路の踏切。
オレンジ色がいい感じで映ってます。

カール・ツアイス・イエナに『パナカラー 50/2.8』という名レンズがあるそうなんですが、なんでも黄色や赤がこってりと映るらしいのですが、このレンズも同じような傾向があるのでしょうか。。
もう少し使い込まないとわからないけど、濃い色がより濃く出るように思う。

あ、そうそう、このレンズ。
もちろんヤフ・オクで手に入れたんですが、たったの 3.3K。。。
それでこれだけ映れば文句などあろうはずも御座いません・・・・

さてさて、驚異ののハイ・コストパフォーマンス・レンズ、『ザ・ロシアン・レンズ』で大盛り上がり(?)のM42レンズ・シリーズ。
さてさて第四弾は、あるのか?ないのか?

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

僕の目にはタクマーの方が描写が数段上だと思いますが‥。(^_^;)

Tod さんのコメント...

ワカサさん>
そうですか?
でも色ノリは、ヘリオスもわたしは好きですね。
最後の線路の写真の色の濃度がすごくいい。
わたしが持ってるレンズでこんな色を出すものはないな~。。