2006/01/27

リバーサル

今日、ヨドバシ・カメラに行ったんで 「ライト・ボックス」というものを買ってきた。
ポジフィルム(リバーサルフィルム)をプリントせずに見るための光源BOXだ。
思えば一昨年の11月にデジタル一眼レフを買ってから どんどんと深みにはまってゆき、そして興味はデジタルからアナログへ・・・

わたしは月に数冊の写真雑誌を買う。
「旅写真」、「風景写真」、「日本カメラ」、「月刊カメラマン」などなど。
そのほとんどが風景写真であり、銀塩カメラで撮られたものが掲載されている。
そしてまた写真のほとんどが、ベルビアやプロビアといった「リバーサル・フィルム」を使用して撮られているのだが その色彩は独特であり、そう コンデジのハデハデ画像よりもまだハデなくらい。
しかし単にハデなだけではなく、銀塩写真が持つ色の深みや絵の立体感を備えている。
このあたりはいかにデジタルが進化しているとは言えど、まだまだ銀塩に追いつけない部分なのだが・・・
そして一度この「リバーサル・フィルム」を使ってみないな~と 徐々に思うようになってきたのが、去年の秋のこと。
しかし銀塩の一眼レフカメラなど所有しておらず、またまたヤフ・オクにお世話になり ミノルタのMFカメラ、”X-600”、AFの ”α-sweet2”、”α-507”を次々ゲット。
唯一のデジタル一眼レフ、”α-7D”と共に気合いの入った撮影時には持ち出しております。

2006/01/26

★MOTHER POPCORN(本町マザーポップコーン)

★MOTHER POPCORN(本町マザーポップコーン)

昨年の9月頃からいろいろあって遠ざかっていた、セッション。
しかし年末にライブ・ハウス「Mother Popcorn」がオープンしたのをきっかけに セッションにまた通い始めた。
もちろんセッションは楽しいものなんだが、特に最近また体重が増加傾向にあるわたしにとっては いい運動の場にもなっている。
とにかくステージに立ってギターをかき鳴らし、大声で歌うと たった2曲でもう滝のような汗をかく。
これが2回、ないし3回もやると もうパンツまでグショグショ。
で、家に帰り体重計にのってみると 1kg~1.5kgは体重が減っている。
もっとも次のセッションまでの1週間をどう過ごすかが問題なんであるが・・・
(ここ最近の事例では、セッションで1.5kg減って、1週間で2kg太るというパターン=増えとるヤン、体重!)

2006/01/19

コニカミノルタ、カメラ/フォト事業を3月で終了

コニカミノルタ、カメラ/フォト事業を3月で終了
「ガ~~~~ン!!!」

思えば一昨年の秋。
コニカミノルタ製のデジタル一眼レフカメラ、α7Dを購入したことがきっかけで すっかりカメラが好きになり、写真を撮ることが趣味となる。
以来新品・中古を織り交ぜて 買い集めたαレンズは10本。
なかでも唯一のGレンズである 70-200 F2.8 SSMや マクロレンズの代表とも言える 100F2.8 Macroから映し出す絵は本当にすばらしいものだった。

がしかし、本日驚愕とも言えるニュースが・・・・
なんとコニ・ミノがすべてのカメラ事業から撤退だと・・・
もちろん昨年にはソニーと事業提携を結び、今年にはα7Dの後継機種発表、そしてソニーからも、「ソニーブランドのαマウント一眼レフ」が発売になることはわかっていたのだが、ここにきて、カメラ事業をソニーに譲渡する事態になるとはまったく想像していなかっただけに 正直、「ガック~~!」なんである。
もちろんαマウント(ミノルタAマウント)はソニーが引き続き継承するとのことなので、現在のαレンズ資産もそのまま使えるのだが、100年以上の歴史を誇る、しかも大阪の老舗メーカーが事実上消滅することになるとは・・・
まあソニーが開発・発売する一眼レフがいったいどういうものになるのか、ある意味楽しみでもあるのだが、同時にプレ・ステと同じ会社のロゴが入った、”一眼レフ”というのには、違和感を感じてしまう。。。

2006/01/15

山辺の道

昨晩のカキコミから一夜が明けて。。。
結局、「山辺の道」をウォーキングすることにしました。
「山辺の道」は 日本最古の古道と言われている官道で、奈良時代には桜井から奈良の都までにいたる道でしたが、現在は近鉄桜井駅~JR天理駅にいたる道(約16km)とJR帯解駅~奈良市内高畑町にいたる道(約18km)に分断されています。
そして今回訪れたのは、メインとも言える 桜井~天理間の道。
ウォーキング時にはいつも携帯している「時代別奈良を歩く」(山と渓谷社:刊)によると、桜井から道に入るより天理から入るほうが上り坂も若干少ない、とのことだったので まずは近鉄~JR桜井線へと乗り継ぎ、天理に降り立った。
 
天理駅からアーケード商店街を抜けると、そこは天理教の総本山。
初めて今回訪れたが、その規模には正直驚きました。
京都の西本願寺もびっくりするくらいの大きな本堂でした。






ですがここはまだ山辺の道ではありません。
広大な天理教総本山の敷地内をしばらく歩くと、やがて「石上神宮」が見えてきます。
ここが山辺の道の出発地点となります。
っと言いながら いきなり山辺の道を見失うことに・・・
実は持参していた地図をみると石上神社へ向かう参道の下の道が 山辺の道だと勘違いをし、たまたま”とんと焼き”が行われにぎわっていた石上神社本殿には向かわず そのまま通り過ぎてしまったため、しばらく山辺の道を見失うことに・・・
しかしながらヨメの機転でなんとか山辺の道に入ることができた。


さてここからは 非常に丁寧な道標通りに行けば もう迷うことはありませんでした。
道もよく整備されており、山裾を行く道なので 急な坂道もほとんどなしで 快適なウォーキングが続きます。

約1時間ほど歩くと、やがて「峠の茶屋」に着きます。
ここで一休み。
みたらしだんごと「ゆず寒天」がめちゃウマ!!

またこの茶店の裏手には 観光農園があり、この季節には「ミカン狩り」が行われてました。


しかし ミカン1kgが 100円とは、安すぎません??









再び歩き出して約1時間もすると、「長岳寺」に着きます。
この寺院は824年に弘法大師が創建した古刹で 特に鐘楼門は、日本最古のものと言われています。
また「関西花の寺第十九番霊場」であり、寺院内には桜をはじめつつじなど季節ごとにきれいな花が咲く、らしいです。
(しかし関西花の寺第十九番霊場ってどんな霊場や・・・)


長岳寺をあとにし、崇神天皇陵・景行天皇陵を過ぎ1時間半ほどの快適なウォーキングで「桧原(ひばら)神社」に着きます。
この神社は、大神神社(三輪明神さん)の摂社でもともとは伊勢神宮と同じであったといわれています。
またここの鳥居を背にして遙か前方を望むと正面に二上山が見え、毎年3月と10月の初めには、この鳥居越しに二上山山頂あたりに沈む夕日を撮影するため 各地から多数のカメラマンが押し寄せてくるということです。
近くの茶店の店内にはみごとに二上山山頂に沈む夕日を撮った写真がかざられていましたが、桧原神社と二上山を結ぶ彼方には伊勢神宮があり、その線上にある二上山山頂に夕日が沈むということは、太陽神である天照大神を祭る伊勢神宮とその流れをくむ桧原神社、さらに二上山が太陽によって一直線に結ばれることを意味し 非常に霊験あらたかである、といわれているそうです。









左:桧原神社の鳥居                              
右:鳥居から遙か二上山を望む。 (毎年3月と10月の”特別な日”にはここに夕日が沈む)

ココまで来ると ゴールの近鉄桜井駅まではもうすぐです。
山道のような雰囲気のある道を進むと日本最古の神社のひとつといわれる、「大神(おおみわ)神社」に着きます。
さらに1時間ほど進むと、「三輪平等寺」に着きます。
この寺院は聖徳太子創建といわれる古刹ですが、明治の初めに吹き荒れた 「廃仏毀釈」により 全廃されたが、近年再建されたそうです。
この寺院にも桜や楓の木がたくさん植えられており、これは山辺の道全体にいえることですが、特に桜や紅葉の季節には最高の花見ができそうです。

ここから1時間弱で近鉄桜井駅に出て、山辺の道は終了です。


しかし今回はちと苦しいウォーキングになってしまった。
山辺の道は全体的に穏やかな道で かなりの年配ハイカーも多数ウォーキングを楽しんでいることから解るとおり、ウォーキング初心者にも十分楽しめるコースなんですが、如何せん最近ちと体重が増えておりまして、その影響か 途中から左足のひざが猛烈に痛くなり、ほとんどひざを曲げることができなくなってしまった。
なんとかノルディック・ポールを杖代わりに使いながら 残りの行程をこなしたわけだが、体重86kgはマズいよな・・・・・(トホホ・・・・)

というわけで、久しぶりのウォーキング、「山辺の道」全行程約16km、制覇ッ!!      

奈良国道|ならの古道

今日は1日中雨だったが、明日は晴れるらしい。
ということで 久しぶりにウォーキングに行くとするかな。
行くとすれば、「山辺の道」か、「柳生の道」
どちらも 15kmほどの道のりだ。
さてさて、どちらにするかのう・・・・・

それはそうと このブログに乗り換えてから、”使い心地”をレポートしようと思っていたんで ここでちょっと。。。

ダメなところだけを言うと。。。。
他のブログには当然ある、「カテゴリー」機能がないこと。
だから本当に日記(あるいは写真つきの絵日記)的にしか使えない。
このカテゴリーごとに記事を整理する機能は結構使いでのある機能だと思うのだが、いまのところ Blogger には 似たような機能すらない。

「トラック・バック」機能がないこと。
links to this post という機能はあるのだが、トラック・バックとは違うようだ。
もっともトラック・バック機能が本当に必要かどうかは・・・・・だが。

2006/01/07

雪の室生寺

もし、朝雪景色なら 室生寺に行こうと決めとりました。
で、朝なんですが 空は確かに曇り空。
でも雪なんぞ ひとっかけらもありません。
それでも奈良はひょっとして・・・・ なんて考えながら とりあえず自宅を出発。
名阪国道 針インターを下りてしばらく走ると雪がチラホラ。。。
「人間、日頃の行いが良いと ええことあるんや~」などとお気楽なことを考えながら、室生寺を目指し、撮った写真がコレ。

「雪、降ってないがな」とつっこんじゃあいけません。
被写界深度を深くするため かなり絞ったためシャッタースピードが遅くなり、雪が写りませんでしたとさ・・・・(ガクッ!!


しかし雪が降るときの撮影はたいへんです。
なんたって大事なカメラとレンズが濡れちゃいます。
電子機器ですから、ヘタするとカメラがお陀仏なんてことにも。
基本的に雨や雪の降る日は撮影をしない、というのが「お気楽写真家」には一番かと。。。

2006/01/06

天保山

天保山にある、「サントリーミュージアム」で ミュシャ展が開かれています。
わたしは別に好きでも嫌いでもないんですが ヨメが「見たい、見たい」とウルサいので 行ってきました。

で、ミュシャとは全然まったく関係ない写真です。。

サントリー美術館と 隣の海遊館の前には、大阪湾が広がってます。
ここから遊覧船に乗れるんですが そこの壁にある数字は何の意味があるのかわかりませんが、前に停めたチャリンコといっしょにスナップ風にパチリッ。

















だいぶんあたりが暗くなってきました。
海遊館と観覧車です。。

そう言えば ミュシャも写真を撮るのが好きだったらしく、作品といっしょに写真も展示されていました。
さらに言えば、ミュシャって オトコ だったんですね~~。。。
いやマジで知りませんでした。
あのポスター作品を見て 絶対作者は女性だと思ってました。。(少し恥??)

女性と言えば モノクロのスナップ写真で有名な女流写真家 「アンリ・カルティエ=ブレッソン」の作品展が、サントリー美術館で開催されるそうです。
期間は、3月11日~4月16日
スナップ写真にはあまり興味がなかったんですが、機会があれば一度見てみたいな~と思っております。
っちゅうか、最近のこのご時世。  気軽に人物のスナップ写真を撮るにはちと辛い時代になってるように思うのですが・・・

で、最後はお決まりの夕日。
あいにくの曇り空で、あきらめていたんですが、雲の間から一瞬だけ夕日が顔を出してくれました。

AF100-300 F4.5-5.6
F=9, s/s=1/200,
EV=1.7,ISO=800







天気予報によると 今晩から明日にかけて近畿地方でも雪になるとか。
もし雪なら 室生寺に行ってみようかな、と思ってます。

しかし去年の紅葉の写真。
まったくもって整理もなにも まったくやっとらん。
早く整理してHPにアップせなならんのやけど・・・・

2006/01/05

奈良・東大寺散策、そして・・・・

正月三が日もあっという間に終わってしまい、明日が仕事始めという1月4日。
「食っちゃぁ、寝」の生活リズムを正せねばならん。
「よし、体を少し動かすか・・・」と軽いノリで向かったのは、奈良・東大寺。
今回はお決まりの「大仏殿」には立ち寄らず、裏手にある「正倉院」の前を通り、二月堂へ向かう。




写真は、二月堂に向かう途中、「鐘楼」に通じる石段。



















鐘楼は、鎌倉時代に再建されたものだが、「梵鐘」は、奈良時代当時のものらしい。
この梵鐘も大仏様と同じように 非常に大きいもので、毎年大晦日などに突かれるらしい。
どんな音がするのか、一度聞いてみたいものだ。

写真は、先日手に入れた AF 50macro F2.8で撮影。







「お水取り」が行われる「二月堂」、本尊「不空羂索(ふくうけんさく)観音」などずらりと並ぶ国宝仏像が有名な「三月堂」。
それに千手観音を本尊とする、「四月堂」がある。

写真は、三月堂正面からみる二月堂。











二月堂の境内からは、奈良平野が一望できる。
写真は、境内の欄干越しに望む、大仏殿。





奈良といえば、鹿。
鹿にレンズを向けシャッターチャンスを待っていると、数匹の鹿が、1列にうまく列んでくれた。










東大寺周辺を散策し、若草山のふもとあたりに来ると時刻は、昼前。
腹がへったな~・・・と思いながら道しるべを見ると、「鶯の滝 4.4Km」とある。
どうやら「春日山原始林」の中の遊歩道を行くと、滝があるようだ。
一応ノルディック・ポールも持参していることだし、「歩くべ・・・」
こうしていつものアホアホ夫婦は、腹がへっているのも忘れ、約3時間のウォーキングを始めたのだ。。。



「天然記念物 春日山原始林」。。
ふむ、ふむ・・・・・

とりあえず、鶯の滝を目指してウォーキング、スタート。。。












春日山原始林のなかを行く遊歩道。
思ったより勾配も緩く、快適なウォーキング。
ただじゃり道なので、ポールが滑る。
ラバーグリップをはずそうかとも思ったが、試しにグリップの前後ろを通常とは逆にして歩いてみると これがなかなかよろしい。
へへへ、新発見。。。










歩き始めて約1時間半。
目指す滝までもうすぐ。。。













目的地の「鶯の滝」に到着。
初めて訪れる滝で思いの外小さな姿だが、清楚で清らかな滝だ。
ここでしばらく写真撮影。
あいにく今回は 三脚を持ってきていないので、手ブレぎりぎりのシャッタースピードで撮影。












AF 100-200 F=4.5 s/s=1/13, F=8, EV=-0.7, ISO400




しばしの休憩で汗もひいたので帰路につく。
まずは、「首切り地蔵」までの坂道を上る。
首切り地蔵を過ぎ さらに進むと、「芳山交番所」に出る。
なぜこんな山中に交番が・・・と思うが、ホントにおまわりさんがおりました。。。


この交番を過ぎると 人里までは下り坂が続く。
しかし登りと同じく、勾配が緩いので、ラクチン。。。





「南部交番所」まで下りてくれば、この先は春日大社の参道だ。
約3時間のウォーキングは終了。
最後の目的地、「奈良写真美術館」へと向かう。












新薬師寺の近くにある、「奈良写真美術館」。
設計は、黒川 紀章。
ここはぜひ訪れたいと思っていた施設で、ここには 奈良・大和路を題材にたくさんの作品を残された、写真家 入江 泰吉氏の作品が すべて収蔵されている。

なぜ今回、東大寺を訪れるに際して わざわざ大仏殿の裏手を抜けて二月堂に向かったのか。
実は入江氏の作品にこの裏手の細い通りを撮影したものがあり、ぜひ同じ場所を訪れたいと思っていたのだ。
東大寺周辺は入江氏お気に入りの場所だったらしく、「奈良を撮影するなら、まずは東大寺」と生前常に言われていたらしい。
確かに、そこはいにしえの奈良を偲べる場所だった。

2006/01/02

初詣


明けまして、おめでとうございます。
本年も昨年同様、宜しくお願いいたします。
ってことで本日「信貴山」へ 初詣に行ってまいりました。
で、御神酒を渡す巫女さんです。 Posted by Picasa

正面からのお宝ショット!

な~んか爽やかでよろしいですな!!