2006/11/03

久しぶりの京都

大阪に住んでいて一番「良かった~」と思える事は、大好きな古都、京都・奈良が近いこと。
JRがキャンペーンに使っていたフレーズ「三都物語」は、神戸・大阪・京都だったが、わたしにとっての三都とは、大阪・奈良・京都だろう。
ところで京都国立近代美術館では今、『伊藤若冲(じゃくちゅう展』が開催されており、久しぶりに京都を訪れた。
伊藤若冲という名前をご存じの方はたぶん少ないのではないかな。
でもその絵を見れば、「ふん、ふん、コレね!」と思う方もいると思う。
(わたしもそんな一人です)
彼は江戸時代の画家で、京都の青物問屋の長男に生まれたが、家業を弟に任し 写実主義の絵画を学んだ。
なかでも鶏をモチーフとした一連の作品は誰でも一度は見たことがあるのではないだろうか。
またその作風は写実主義的なものから抽象的でデザイン的なものまでと非常に多岐にわたる。
最近では宇多田ヒカルの「SAKURAドロップス」という歌のPVの中で、「鳥獣花木図屏風」で描かれている動物たちがモチーフとして使われていた。

京都国立近代美術館でゆったりと時間を過ごした後は、夕刻までのんびりと散策をした。

円山公園内の「千年桜」と夕日。










京都と言えば、甘味処の多い街。
祇園近くのお店でちょっと一服。












甘味処 「ぎおん小路」店内にて。
店内のちょっとした小物にも京都を感じる。










小休止の後は、たっぷりと陽の暮れた鴨川の河面を眺めながら 出町柳にあるいつもの創作中華料理の店「清水や」を目指す。