2006/02/20

「太子道」を歩く


2月18日。 久しぶりにいい天気だったので ウォーキングに出かけた。
今回は、「太子道」。
かの聖徳太子が“斑鳩宮” から “飛鳥京” へ通勤する際に使っていたと言われている古道で、「筋違道」とも言われている。
まずは、近鉄電車で八木駅まで行き 「橿原線」の田原本駅で下車~同線のファミリー公園前駅にいたる、約15kmの道のりだ。
まず最初に訪れたのは、「八幡神社」。
樹齢500年と言われる “樟”の木がみごとな神社だ。









続いては、聖徳太子が愛馬の黒駒を休息のために止め、腰をかけたといわれる「腰掛け石」がある白山神社。
しかし腰掛け石の廻りには、一応それらしく柵が作られているのだが、「なんだかな~、ホンマかな~」と思ってしまうわな。
ま、ここら辺の話しはあくまで「おとぎ話」の様なものですが・・・





あと聖徳太子ゆかりの神社に「杵築神社」があるが、なぜか「屏風」、「伴堂」、そして「吐田」と3ヵ所もある。
それぞれに「いわれ」があるそうだが、たとえば「屏風杵築神社」には 太子が毎日、愛馬の黒駒に乗ってこの道を通り、屏風の地で休憩を取ったと言い伝えられ、その時地元の人たちは屏風を立て回して太子をもてなしたため屏風の名がこの地に付けられたとされており、この様子を表した絵馬が残されているという。
しかしそのなかでは「吐田杵築神社」が一番りっぱな神社で 燈籠が立ち並ぶ境内はよく手入れされていた。


道中には、「島の山古墳」があるが、詳しいことはまったくわかっていないらしく、今は濠の水を抜き 試掘溝が設けられ 発掘調査を行っているようだ。










いかにも「奈良」という感じ(どんな感じや?)の土手の道。

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