2006/04/14

しだれ桜二連発!

先週の「八講桜」に続き、今日は 「権現桜(桜井市」、「又兵衛桜(宇陀市)」に行った。
これがおそらく今年最後の桜、かな?
権現桜は樹齢400年、そして又兵衛桜は、樹齢300年の堂々とした1本桜で、又兵衛桜は、今週末までライトアップされる。



まずは、「権現桜」。
長谷寺の近く、山中にひっそりと咲く一本桜。

村の一老さんの夢枕に権現さまが現れ、「堂の傍らにシダレ桜を植えてほしい」とのお告げにより、植えられたと言い伝えがある。






しだれ桜お決まりの構図か・・・


















権現桜と桃の花。



















続いて、「又兵衛桜」。
かつてNHKの大河ドラマ、「葵 三代」のオープニングのタイトル・バックに使用された。

大阪夏の陣で敗れた後藤又兵衛が この地に落ち延び、僧侶として一生を終えたのだが、その又兵衛の屋敷に植えられたのが、この巨大な桜の木。
この桜を眺め、かつての秀吉を偲んでいたと言われている。 という話なんですが、それだと樹齢300年じゃ 計算が合わないんだけど・・・・





今日はどんよりとした曇り空で、背景の山々は霧に覆われてきた。
花の写真を撮るとき、「花曇り」といって 快晴の下で撮るより曇ってる日のほうが、きれいに撮れる、といいますが、桜の場合 薄紅色なんで空を写し込むときは 青空でないと桜が目立ちません。
そこで今日のような日は、バックに空が極力映り込まないよう気をつけ、また緑の山などをバックに入れると 桜が浮き出る、と考えたんですが・・・
ちなみに桜の横に移ってる赤い花は、桃の花です。











権兵衛桜近くのお地蔵様と隣に咲いていた桜の木。












いよいよライト・アップが始まった。
まだ完全に日が落ちない頃合いに撮影すると、曇り空がこんな色に写ります。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

最後の写真、幻想的でめっちゃええですねぇ。プリントしてアサヒカメラとかの月刊誌に投稿してみては?
シグ○は以前使ったときハレーションがきつくて‥。今のはデジタル用にレンズの裏もマルチコーティングになってるでしょうが写真屋仲間でもタムロンはよく使ってますがシグ○は使ってないですねぇ。

Tod さんのコメント...

あははは、ありがとうございますデス・・・
実は今、これまで撮りっぱなしにしている写真の中から何点かピックアップして
プリントアウトしてるところなんです。
で、「風景写真」という雑誌に投稿してみようかな、と。。
お恥ずかしいんですが、誰でも投稿はできますし・・・

最後の写真は、タムロンA09(28-75 F2.8)を使ってます。
タムロンとミノルタのレンズは 色目とかがよく似てる感じがするんで、好きですね。
ソニーが作るAマウントレンズはタムロン製だろうし、コニミノの時代からもタムロン製
のαレンズがあったんで、使うにも違和感はないんですが、いままで一度もシグマを使ったことが
ないんで、一度使ってみようかな、と。
雑誌では、評価が高いレンズが多いんですがね、シグマ・・・・