2006/07/23

充実の週末。

先週の水曜日から またまた”痛風”が発症し出した。
今回も左足首から下がパンパンに腫れ上がっている。
辛抱できず金曜日の朝に病院へ。
2週間分のロキソニンをもらって帰る。
というのも先週末(7/22)は、セッション仲間のライブ、そして今日(7/23)は久しぶりにカメラを担いで”蓮の花”の撮影に行こうと決めていただけに、なんとか痛みだけでも薬で抑えておきたかったのだ。

それではまず、7/22 大阪本町「マザー・ポップコーン」にて行われた、「大阪コロコロ族」のライブ写真から。。


”セッション仲間”である、清水さん(通称ヘルやん)の勇姿。
60年代のビンテージES335 に、これまたブラウントーレックスのバイブロラックスというビンテージアンプから出る音には、さすがにノックアウトされそうになった。
できれば”直プラグ・イン”の音が聞きたかったが、”ブルース・バンド”じゃないし、やはり”エフェクター”を使っての音作りはしかたのない事か・・・
でも使ってるエフェクターも半端じゃないレアな名器ばかりなんで、人工的は音がしないのはさすが!









「大阪コロコロ族」というバンドは、もう20年以上も活動を続けている老舗バンド。
わたしは今回初めて見せてもらったのだが、まずは観客の多さに驚かされた。
「マザー・ポップコーン」は決して小さくはない箱なのだが、満席で立ち見が出る盛況ぶり。
おそらく80人近くは入っていたんじゃなかろうか。
演奏曲はオリジナル中心で、我々オジサンにとっては、なんだか懐かしい匂いのする曲ばかり。
それにMCもおもしろく もちろん演奏もうまい。
また、Opening Act を努めたバンド(フュージョン系)も非常にうまい演奏をするバンドで、あっという間の2時間半だった。。


「バンド全体」を撮りたかったのだが、左端のキーボードの方が写ってませんでした・・・・
しかしキーボード奏者が2人もいるなんて、なんて贅沢な・・・・
うちのバンドにひとりまわしてくれよ・・・・

写真:KM α7D+AF24-105 f3.4-4.5
    すべて手持ち撮影



そしてちょっと暑苦しい(スマン!)オッサンの写真のあとは、今日撮ってきた清楚な”蓮(ハス)” そして、”睡蓮(スイレン)”の写真をどうぞ。。。(^。^)

今日訪れたのは、琵琶湖烏丸半島にある、「草津市立水生植物公園みずの森」というところ。
琵琶湖湖畔に自生する蓮の群生地として有名なところだ。

写真:KM α7D+AF70-200 f2.8 G SSM
    手持ち撮影








先週からの大雨の影響で水かさが増え、蓮にあまり近づくことができなかった。
それに今にも大粒の雨が降り出しそうな天気だったにもかかわらず、湖畔には大勢のカメラマンが腕を競っていた。

写真:KM α7D+AF70-200 f2.8 G SSM
    手持ち撮影










蓮の花の見頃は午前中だそうだ。
昼からは、そのコウベを垂れてしまうという・・・・
そう聞いたいつもの”アホ・アホ夫婦”は がらにもなく「早起き」をして自宅を7時半に出発した。(どこが早いねん!)

写真:KM α7D+AF70-200 f2.8 G SSM
    手持ち撮影







群生している全体の写真じゃないけど、それでも「ぎょうさんある。」雰囲気は わかってもらえると思う。

写真:KM α7D+AF70-200 f2.8 G SSM
    手持ち撮影













大阪を出たときは すでに結構降り始めていたの雨だが、現地近くまで来ると やみ始め、なんとかここまで濡れずにすんでいたのだが、この写真を撮っている頃、今にも泣き出しそうだった空から、ポツリ、ポツリと大粒の雨が・・・

写真:KM α7D+AF70-200 f2.8 G SSM
    手持ち撮影











この花の撮影を最後に大あわてで撤収。。
しかし、ほとんどの写真が「日の丸構図」だが、これでいいんだろうか・・・・(プチ涙・・・・)

写真:KM α7D+AF70-200 f2.8 G SSM
    手持ち撮影







降り始めた雨を避けるため、園内のティー・サロンでコーヒーを飲み 一息入れる。
そういえば、蓮の群生地に着くまではず~と引きずっていた左足。
でも撮影を進めるうちになぜか普通に歩いている自分に気がついた。
「ん?」と思いながら、そっと見てみる。
左足はあいかわらずパンパンに晴れ上がったままだ。
「気は心」。
まさに実感・・・・

コーヒーを飲んで一息ついたあと、アトリウム(温室)に行く。
ここには、”睡蓮(スイレン)”が咲いていた。

写真:KM α7D+AF Macro 100 f2.8
    手持ち撮影








わたしは今まで、「水面に浮かぶように咲くのが睡蓮。 そして水面から伸びた茎の先に咲くのが蓮。」と思っていたのだが、これも睡蓮らしい・・・・

写真:KM α7D+AF70-200 f2.8 G SSM
    手持ち撮影













日の丸構図を変えてみました。。。

写真:KM α7D+AF70-200 f2.8 G SSM
    手持ち撮影














けど 最後はやっぱり「日の丸構図」。
でも決して悪くない、と 思うんやけど・・・・

写真:KM α7D+AF70-200 f2.8 G SSM
    手持ち撮影








さてさて、ここまで撮影してまだ昼前。(しかしすでに140枚近く撮影)
せっかく滋賀県まで来たのだから、と 昼食の後、「石山寺」と向かう。
雨はすっかり小雨になっていた。


石山寺の東大門。

写真:KM α7D+AF24-105 f3.4-4.5
    手持ち撮影














石山寺といえば、”秋の紅葉”が有名なお寺。
さすがにたくさんのモミジが生い茂っている。
赤く紅葉した、秋のモミジもそれはきれいのだが、緑が濃くなるこの時期のモミジもきれいだ。
まして今日は雨。
雨の日の緑の葉は、生気に満ちあふれていて 一層美しく感じる。
・・・・
今日は、柄にもなく 「詩人」だね~~。。。(爆

写真:KM α7D+AF24-105 f3.4-4.5
    手持ち撮影




また、雨の日に訪れる、「寺院」もなぜかしっとりとしていて 心が落ち着く。
雨はすっかり小降りになり、うっすらと太陽の日が差し出した。
「よし。今年の秋は、再びここを訪れよう」と思いながら、初めて訪れた石山寺を後にした・・・・

写真:KM α7D+AF24-105 f3.4-4.5
    手持ち撮影

6 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

(当然ながら)めっちゃうまーい!「日の丸構図」とおっしゃっていますが、さっすがーですよ。いろいろと勉強させてもらいました。ぼかし方もとっても勉強になる!

昨日は雨の中チビの撮影とひさしぶりの大仏さんを写してきましたが、やはりズームもそうですが、明るいレンズは必携だなと。200ミリ望遠のレンズがなぜ「70-200/2.8」なのか、やっとワケが分かりました。必要に応じて棲み分けなさい、ということですね。フムフム。

さーてと、これからヨドバシに行って今度はレンズ物色と洒落込みますかぁ…。

音楽以上にカネのかかるカメラなり、と。

では。

Tod さんのコメント...

カミーノさん。
昨日は奈良に行ってましたか。。
東大寺の裏手から二月堂へ向かうあたりは いい被写体がありますよ。
特に雨の日は、緑の苔がしっとりとするし。。

明るいレンズは絞れますが、暗いレンズはそれ以上絞りを開けることはできません。
ということは明るいレンズの方が 絶対にいい。
いいのですが、明るいレンズ(大口径)は それなりの大きさ・重さになり、いつでも
持ち歩くわけにはいかないし、値段も普及帯のレンズに比べれば、当然高いですね。
しかし標準望遠レンズならタムロンやシグマから3~4万で買える小型でいいレンズが発売されています。
1本持ってても損はしないですよ。

>音楽以上にカネのかかるカメラなり、と。

確かに一から始めるとカネはかかりますが、レンズはそれこそ一生物の財産になるし、デジタルだと
ランニング・コストがほとんどかからないしね。
(自宅でプリントをし出すと、インク代やペーパー代がかかりますが・・・)
カメラも一生物、と言いたいけど こればっかりはね~・・・・
中でも一番困るのがバッテリー。
さてさて今のカメラ(α7D)に使えるバッテリーをいつまで”ソニー”がサポートしてくれるのか・・・・
これを考えると、乾電池が使えるペンタックスのカメラはすばらしいな、と いまさらながら思います。

匿名 さんのコメント...

>Todさん

えらい手持ち撮影にこだわってはりますねぇ。(笑)

Tod さんのコメント...

ワカサさん。
そら、「アンチ・シェイク」が、”取り柄”のカメラですから。。。(笑
さっきまで今回の写真で気に入ったものをプリント・アウトしながら整理したら、
約半分の量になりました。。
だいたい、深く思慮もせず パカパカと撮りすぎやねんな~~・・・

匿名 さんのコメント...

でもTodさんはかなりの実力ですよ。三脚をつけずに三脚で撮ったような落ち着いた構図ですから。(実はこれが一番難しい!!)前に三脚の必要なシチュエーションはなにか?を書かれてましたね。手ブレを防ぐのと同時に手持ちにない落ち着いた構図を作るために使うってことをTodさんは知ってはったんじゃないですか?(^^ゞ
その意味で東大門の写真の傾きがちょっと気になりますが‥。

Tod さんのコメント...

ワカサさん。
あ、ありがとうございます!
いや~、プロに誉められるとなんだかウレシイですワ。。
で、三脚の使い方ですが、確かにおっしゃるとおりですね。
三脚を使ってじっくり構図を決めるほうが 落ち着いた構図が出来やすいですね。
でも70-200/2.8 をつけたカメラを手持ちで撮り続けるのは疲れます。
先のコメントでも書いていますが、今日写真の整理をしていて 削除した写真のほとんどは、
「構図が甘い写真」でした。。(涙
写真の一番難しいところは、せっかくいい被写体を前にしていても構図がダメだと すべてが
パーになってしまうところ、ですかね~。(特に花や風景などの写真)

>その意味で東大門の写真の傾きがちょっと気になりますが‥。

だははは・・・・  お恥ずかしい。。
実は手持ちで傘をさしての片手撮りでした・・・(言い訳、ですが・・・)
さらに言うと 仁王像は柱に隠れてしまってるし、まったくなってない写真ですね。
アップしてから気がついたんですが、「ま、ええか!」と・・・・(汗、、、
(しかしホンマにえらく傾いとるナ~)

これからも「辛口のコメント」をぜひ、お願いします!!